開催目的
障害のある人と障害のない人の平等を阻む社会的障壁(バリア)をなくしていくことで、障害のある人とない人が共に生きながら育ちあうこと(エンパワメント)ができる共生社会(インクルーシブ社会)が実現していく。しかし現実には障害のある子どもたちを取り巻く教育・社会環境は、物理上、制度上整いつつあることと対照的に、障害の有無による分離が進み、社会経験をつむ機会が失われ、社会の中で生き抜く力を育むには、むしろ厳しい環境になってきている。この状況を打開するために、人生を切り開いてきた先輩たち(ロールモデル)との対話、同じ背景を持つ仲間同士(ピア)によるピアカウンセリングや自立生活について学ぶ自立生活プログラムの手法を駆使し、社会と関わる中で、子どもたちが主体を取り戻し、自ら夢を実現する力を育むために、この塾を開く。
開催日程
① ワークショップ&キャンプ形式(2泊3日)
日 時:2016年7月28日(木)午前10時~30日(土)午前10時
主会場:北中城村あやかりの杜
【北中城村喜舎場1214番地TEL:098-983-8060】
宿 泊:北中城村あやかりの杜キャンプ場
主な講師:植田洋平氏(ヒューマンネットワーク熊本 当事者相談員)
日 時:2016年8月18日(木)午前10時~19日(金)午後5時
沖縄国際大学【宜野湾市宜野湾2-6-1 問い合わせ事務局まで】
宿 泊:各ホームステイ先(受け入れ先の調整は事務局にて行います)
主な講師:川崎良太氏(鹿児島県自立生活センターてくてく 当事者相談員)
募集対象 自立生活に興味を持っている障害のある10代~20代前半の人たち
※(障害の社会モデル:社会がつくる障壁による広い意味での障害)
募集人数 25名程度
参 加 費
8,000円(宿泊費、移動費、保険料、食事代込)
主 催 特定非営利活動法人 沖縄県自立生活センター・イルカ
後 援 沖縄県 沖縄県教育委員会 沖縄県社会福祉協議会 県内マスコミ
※イベントは終了しました